2012年11月30日

『アートと音楽』@ 東京都現代美術館

珍しく早朝の更新である。
11月28日、ふたつ観てきた。まずひとつめ。

東京都現代美術館にて『アートと音楽−新たな共感覚をもとめて』
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総合アドバイザーに坂本龍一氏。

美術館へ行ったの、本当に本当に久し振り。現代美術館もいつ以来だろうか。
どこでも良かった、美術館なら。
とにかく行きたくて仕方なかったのだけど、ようやく来れた。
夜に深川江戸資料館で三文オペラを観るので、ついでで立ち寄る事が出来た。

平日で不安定な空模様だったせいか、ガラガラの現代美術館。
私以外に10人くらいしか見なかったなぁ…。
だけど、誰の足音も話し声も聞こえない静寂の中で閲覧出来てラッキーだった。

この展示は音楽とヴィジュアルアートの結びつきがコンセプトとなっており、
スケールの大きい立体作品から絵画、映像、ジョン・ケージや武満徹の図形楽譜まで手法はさまざま。
そうだ寺山修司の自筆原稿もあった!特徴ある字癖なんだよなぁ。

その中でも飛び抜けて印象的だったのは、第一室に鎮座していた
セレスト・ブルシエ=ムジュノの大きな作品「クリナメン」。
チケットやチラシにも写真が掲載されていて、今回の展示の顔と言っても良い存在だろう。

2009年サンパウロでの展示の様子がYouTubeに多数アップされているが、
動画だと作品の実際のイメージが伝わりづらいので敢えてリンクは貼らないでおこう。

様々な大きさの白い陶器のボール皿が、巨大な青い円形プールの上でぷかぷか浮いている。
僅かな水流によってそれらがランダムにぶつかり合い、鐘のような音を響かせる。
正方形の部屋に、正円の青いプールと正円のボール皿。
白と青のコントラストが際立って、圧倒的な存在感を放っていた。

大きな展示室が、この作品のためだけに丸々使われていたのはかなりインパクトがあった。
展示室には私と監視員の二人だけ。
まん丸のプールに沿って歩く私の足音と、鐘の音だけが響いてとても不思議な感覚だった。
他の作品群は電子制御であったり大掛かりな仕掛けがあるもの、
音のデータを視覚的に表したものなど色々だったが、
シンプル且つアナログな手法であればあるほど、やはり私は惹かれるなぁ…。

何かと何かがぶつかって空気中で振動して、音になるっていう当たり前の事なんだけど、
それがとっても素敵で美しい事に感じた。
音楽のルーツは当然そういうことなんだけど。

2006年に横浜のBankART 1929で観た『Bamboo Bank 松本秋則展』を思い出した。
(自宅から近ければ何度でも行きたかった程、素晴らしい展示だった。)

『アートと音楽』は10月27日(土)から来年の2月3日(日)まで開催。
興味があれば、実際に足を運んで是非体験してみて欲しい。

ほかに 氷で作ったレコードにレコードプレイヤーの針を落として、
溶けていく過程を記録した映像…八木良太氏『Vinyl』も面白かった。
そういえば昔チョコで作られたレコードをテレビで観たような…

さまざまな周波数の振動が、ミルクの表面に走らせる波紋をとらえた
カールステン・ニコライ(アルヴァ・ノトの活動名でも知られる)による
『ミルク10Hz』〜『ミルク110Hz』は、
「見る」ことの出来ない「音」を視覚化してしまう発想が斬新。
また、それを真っ白なミルクに投影するアイデアもグッド。

あとは事情により公開日が延期のまま未公開だった、
Tokyo Sonic Art Award グランプリ作品『bio effector』が観れず残念。



1時間ほどでぐるっと1周し、地下展示室からロビーへ続くエスカレーターに乗り込むと、
普段何とも感じないエスカレーターのモーター音に、自然と耳が反応してしまう。
しばし「音」に神経を研ぎすませ続けたからだろうが、
エスカレーターの音でさえもアーティスティックに聴こえた事がおかしかった。


■11月30日(金)代官山 NOMAD
NOMAD Presents 『ビューティフル&ワンダフルミュージックnight!!vol.27』
★前から気になっていたNOMADに初登場!しかも本日、特別に持ち時間が40分の日です!

17:30 open|18:00 start
前売り\2300|当日\2500(D別)
藤江水菜 / 伊藤ひろの / ケセランパサラン / 小松原沙織 / Lu℃y
(オープニングアクト 愛陣)
☆4番目で20:35〜出演予定
posted by 小松原沙織 at 07:06| Comment(0) | 鑑賞記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月29日

ザッハトルテ @ 大塚 All in Fun

昨日とおとといはインプットが多かった!少しずつご紹介。

11月27日の火曜日、大塚のAll in Funへ。
私がソロプロジェクトでお世話になっている方がスタッフをされている、
ザッハトルテのライヴへ!結成10周年のツアー開催中。
NHKの「おかあさんといっしょ」に楽曲提供していたりして全国をまわっているユニット。
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アコーディオン、ギター、チェロのインスト。
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この編成のライヴは初めて観たかも知れない。
アイリッシュだったりクラシックだったり、スウィングしてたりロックしてたり。
オリジナル曲のバラエティが豊富!
3人がすごいグルーヴしてたし、パフォーマンスの見せ方も面白くて全く飽きさせない。
素晴らしいライブだった。色々書くとネタバレになってしまうので割愛。
日本全国、場所を問わず様々な場所でライヴしているので気になった方は是非。
どのライヴも大盛況なのが頷ける、もう一度観たくなる楽しいライヴでした。

All in Funから、アコーディオンの都丸智栄さんにサプライズ。すご!
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都丸さん、アコーディオンを始めたのは大学からだとか…!
あの演奏からは信じられない事実だ。


そういえば、Ame;Ribbonもここでワンマンをやったんだった。
そのときお店が特別メニューで作ってくれたフルーツの盛り合わせがこちら!アメのリボン!!
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これには感激したなぁ…!
posted by 小松原沙織 at 22:13| Comment(0) | 鑑賞記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月02日

平井ミエ「めざめよ」レコ発ワンマンライヴ!

今日は事務所のスタジオで練習してました。
調律師さんに「部屋が乾燥しているので大きい観葉植物か濡らしたタオルを置いてください」
と言われていたのだけど、スタッフさんがこんなでっかいのを買って来てくれた!
私(164cm)と比較してこんな感じ
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成長したらすぐ天井に届きそう笑
でもこの鉢を置いたら湿度が10%近くあがったみたい。葉っぱすごいやー!

で、夜はシンガーソングライター仲間の平井ミエさんのライヴへ!
京都出身の平井さん、東京では初のワンマンライヴ。
会場は、昨日私も出演させていただいた渋谷のSONGLINES。
開演時間にはたくさんのお客さんで、立ち見も出るほどの大盛況振り!

待望のファーストフルアルバム「めざめよ」
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ふくろうが気になる…笑
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YouTubeでアルバムのダイジェストが出てたけど、
買って聴くまで我慢しようと思って聴かなかった(笑)


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満員のお客さんがアットホームな雰囲気で迎え、演奏前のMCで素の彼女が出つつも、
演奏になると会場の空気を全く違う世界に変えてくれる。
皆が待ち望んでいただけに期待度はかなり高かったと思うけど、期待以上のステージだった。

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平井さんのライヴは毎回のライヴがそのままアルバムになるんじゃないかっていうくらい素晴らしいクオリティー。
改めて刺激&勉強になる平井さんのライヴでした。
いやーほんと素晴らしいよ。もっとたくさんの人に平井さん知って欲しい。

ちなみに…私と平井さんで、楽しいこと企んでます。ふふふ…お楽しみに。


さて明日は私のライヴがありますよ〜!
当日、オープン時間より前だったら前売りまだ間に合う…はず。

■11月2日(金)渋谷 LOOP annex
『Acoustic Garden』
サークルの友達である大和田慧ちゃんと念願の対バンだぜ。

18:30 open|19:00 start
前売 2500円(D別) / 当日 3000円(D別)
泉和香 / 大和田慧 / 大石晴士郎 / オニツカサリー / 小松原沙織
☆トリで21:40〜出演予定


ご来場お待ちしてます!!
posted by 小松原沙織 at 03:06| Comment(0) | 鑑賞記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月04日

小田亜美 個展

今日は、私のCDジャケットイラストを描いてくださった小田亜美さんの個展へ行って来た。
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亜美さんの個展は毎年2月と6月(今年は秋になった)の会期で、
2月は新作がメイン、今回はそれらの作品に少し新作を加えた内容となっている。

※前回の様子はこちら

今回はこんな新作が!なんと犬が描かれている。
(亜美さんは人物とうさぎをモチーフに作品を作り続けている)
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彼女の作品は大学ノートほどのものから、人の背丈より高い大きなものまで幅広いサイズ。
実際にその場で見てみるとまた印象が異なります。
明後日10/6(土)まで原宿 K.S.GALLERYで開催されているので、
興味のあるかたは是非足を運んでみてください。

原宿 K.S.GALLERY
12:00〜18:00 (※ 最終日は17:00まで)

亜美さんがやっとこさ名刺を作ったのでどうぞ、といただいたのだけど
これだったら何枚でも欲しくなってしまうなぁ…
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裏には私のCDジャケットのことも取り上げてくださっていて感激!
※連絡先を消しています
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そのあと、歌詞を書こうとフレッシュネスバーガーに立ち寄った。
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年々、ハロウィンの飾り付けが派手になっていくのは気のせいだろうか。
天井を見上げると、ファンにおばけがぶら下がって旋回していてびっくりするんだよなぁ笑

店に入って少ししたところで突然の大雨。ゲリラ豪雨かと思いきや、なかなか止まず…
しかも今日はスタッフミーティングがあるらしく、40分後には閉店する。
(レジのところに貼り紙があった)

閉店時間が迫る中、続々と店のスタッフが足早に入ってくる。
さてどうしようかと思っていると、スタッフ同士で
「オーダーはストップして、しばらく雨宿りしてもらおう」
みたいな会話をしているのが聞こえた。

なんて優しいんだ!ラッキー!と思いつつ、悪いので出来れば店を出たいところ。
それでも止まない雨。ちなみにちょうど豪雨をテーマにした曲を書いていたのだった。
今はいいよ…止んでくれー。

願いが通じたのか、閉店3分前に突然小雨に!
ここで晴れ女の本領発揮である。小走りで帰宅した。

しかし最近本当に雨が良く降ること。
水不足の一歩手前だった夏が嘘みたいだ。
posted by 小松原沙織 at 22:01| Comment(0) | 鑑賞記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月01日

Masayoさん個展 / TrioMono Live

今日は午後に、フォト&グラフィックアーティストのMasayoさんの個展
Masayo2012 Exhibition. 「Line」へお邪魔して来ました。
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彼女はフランス・ベルギーを中心に活動後2007年に帰国。
写真撮影、編集からヘアメイク、スタイリングやウェブデザインまで
マルチに活躍しているアーティストです。


写真に躍動感としなやかさがあって素敵でした。
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右の黒がかった作品は、Masayoさん自身のポートレイト。
ご本人も美しい方なのです!
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そして夜は中目黒の楽屋へ、友人達のユニット「TrioMono」のライヴへ。
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リーダーは東京音大の同級生でクラシックギター科出身の“ぴて”こと大柴拓くん。

彼は大学内ではあまり話した事がなかったけれど、
お互い自分でフライヤーやCDジャケット、ウェブのデザインをこなす共通点があり
SNSを通して話がよく盛り上がっている友人です(笑)
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ヴィオラも同級生の吉田篤貴くん。
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フルートは芸大出身の羽鳥美紗紀さん。
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CD発売記念のツアーファイナルという事でお店はお客さんでいっぱい。
ギターとヴィオラとフルートという、珍しい編成という事で
レパートリーの大半がオリジナル。
そこで裏方的メンバーとして加わっているのが、作編曲家の森悠也くん。
彼は同じ作曲家の同期で、学生時代は伝説(良い意味で)を残していますw

どの曲もダイナミクスやリズムの振れ幅が大きくて、
異例の編成ながらも聴きやすく、とてもドラマティックでした。
森くんの曲は、やっぱり森くんだなぁ〜っていう印象も強かったです。
(もちろん良い意味で)

同級生のライヴへ行くと、より刺激を受けますね!
お客さんで、作曲の同期や後輩も来ていて皆久々の再会だったので嬉しかったです。

最後に、左からぴて、羽鳥さん、森くん、篤貴。
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それにしてもあれだ、楽屋のカレーはやっぱり美味しかった!!

7月に私も出演させていただくのですが、
ご来場のお客様には是非カレーをご賞味いただきたいところ。
posted by 小松原沙織 at 02:17| Comment(0) | 鑑賞記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする