2009年07月20日

同じ空

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今日の夕暮れ、私は中目黒を歩いていた。
西日が落ちゆく空は、雨が降りそうな変な天気。
ふと気づくと、ビルの谷間に大きな虹が見えた。
こんなにくっきりとした虹を見たのは、昔家族旅行で車から見たとき以来だと思う。

カメラを向けるひと、空を指差しながら会話するカップル、
虹の向こう側から自転車でやってきたおじさんに声をかけるご近所さん。
そこにいた人みんなが空に夢中で、その眼差しはきらきらしていた。
星空や花火とは違って、虹は突然の贈り物のような存在だからこんなに夢中になるのかな。
虹そのものよりも、そこにあるものを共有し喜びを分かちあう人々の純粋さになんだか感動してしまった。
虹よりも、空を見る人々を写真におさめたかった。

ぽつぽつと雨が降り出し、
目的地に着くとやがて虹は姿を消し、夕焼け空が顔を出した。



マイミクシの皆さんは虹をご覧になりましたか?



[mixi日記より転載]
posted by 小松原沙織 at 00:00| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする